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【映画】『サイバー・ミッション』山下智久の悪役がわかりやすい【ネタバレ・感想】

映画『サイバー・ミッション』は、アジアを舞台にサイバーテロを阻止するため闘う天才ハッカーのお話。

中国で製作され、アジアのあらゆる国の俳優が出演していますが、日本人としては山下智久が出演しています。

山Pは所属事務所のジャニーズ事務所からの退所を発表、ハリウッドでの活躍を目指すそうですが、本作品でも流暢な英語を披露しています。

映画『サイバー・ミッション』の面白かったところや、山Pの出番などキャストについて、またストーリーで残念に感じたところをネタバレありで書いていきます。

 

 

 

サイバー・ミッション

 

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作品情報

製作年度

2018年

上映時間

99分

監督

リー・ハイロン

キャスト

リー・ハオミン
(ハンギョン)

 

チャオ・フェイ
(リディアン・リヴォーン)

 

スー・イー
(リー・ユアン)

 

モリタケシ
(山下智久)

 

 

  

予告

 

www.youtube.com

 

アジアの天才ハッカーはフレンドリーなオタク


ハオミン(ハンギョン)
はアニメオタクなプログラマー。見た目はぱっとしないけれど、実はハッキングの大会で優勝したほどの実力の持ち主。

同じ大会でハオミンに敗れたゼブラ(リディアン・ヴォーン)は、恋人のスー・イー(リー・ユアン)と闇の仕事を請け負っていた。

闇組織の黒幕、モリ・タケシ(山下智久)は、高度なセキュリティシステムが売りの管理会社へのハッキングをゼブラに依頼。

 

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相棒が必要と感じたゼブラは、ハオミンに近づいて相当強引に仲間に引き入れてしまう。けれどハオミンは、警察から秘密裏にゼブラの動向を追うよう頼まれていた。

ハオミンとゼブラで、モリから依頼されたシステムへの潜入をやり遂げると、モリは企業を強引に買収、手に入れたシステムで、なんと金融系のお偉いさんが乗っているプライベートジェットをハイジャックをしてしまう。狙いはユーロの大暴落。とモリはとっても悪い人です。(笑)

イメージ的にも、モリは水面に浮いた座敷で能面を被っているような、外国人が想像する日本のマフィアっぽい演出をしています。ビジュアルもモノトーンで悪を意識した装いをしていますが、正直そこまで悪党には見えませんでした。でも本当の悪人は、見るからに悪人ではないのかもしれません。

山Pの場面ですが、前半はあまり登場しません。物語の山場でモリの本性が明らかになってからハオミンとゼブラを追い、そして追われてのアクションへと続きます。

 

 

残念に感じたところ・全体的にライトな仕上がり(ネタバレあり)

 

天才プログラマーのハオミンとゼブラ。以前はモリもハッカーだったので、両者の戦いは机上もありますが、それだけでは絵的につまらないこともあるのでしょう、やがてアナログな追い掛けっこが繰り広げられます。


悪の手下で仕事を受けていたゼブラは実は機密捜査官で、ハオミンと警察の繋がりも知っていた。

ラストは、モリの居場所を突き止めたハオミンとゼブラが、格闘の末、どうにかモリを倒してジェット機を危機から救う。しかしスー・イーはモリが放った銃の流れ弾に当たってしまいます。

サイバー攻撃の脅威を描いたお話ですが、誰が見ても理解できて、わかりやすいストーリー。娯楽的な要素の高いエンタメ映画です。

ただ内容が軽いので、観終えた後、何か残るような話ではない。サイバーテロについては、阻止するか、阻止されるかだけの話に終始してしまったのは残念に感じました。もう少し深い感情や、やむ終えない事情が描かれていたら、印象が変わったかも。

 

 

 

ハンギョンとリディアン・ヴォーンが気になる

 

ストーリーを引っ張るのは、やはりハオミン。ハオミンを演じるハンギョンは韓国の歌手であり俳優。「SUPER JUNIOR」の元メンバーです。

 

news.kstyle.com


ハオミンを利用しているようで実はそうではなかったゼブラを演じる、リディアン・ヴォーンは台湾の俳優、英国人と台湾のハーフだそうです。

getnews.jp

こちらの記事ではトム・クルーズ似と称されていますが、城田優に雰囲気が似ているようにも感じました。

 

noji-rei.hatenablog.com

 


ゼブラの恋人、スー・イーを演じたのは、中国の女優、リー・ユアン。タイプ的には日本の女優にたとえれば、長谷川京子、青田典子(古)などが近いイメージです。

 

 

▼こちらもプログラマーたちのお話。

noji-rei.hatenablog.com

 

 

それではまた。
のじれいか でした。