こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。
映画『小さな恋のうた』
バンドでプロデビューを目指す高校生たちの、夢と友情、別れと再起を描いた青春映画。米軍基地がある沖縄という微妙で複雑な土地柄にも触れる作品でした。
主演は佐野勇斗、眞栄田郷敦も出演しています。
ストーリーと面白かったポイントをネタバレありでご紹介します!
小さな恋のうた(2019)
※本記事の情報は2021年8月時点のものです。 最新の配信状況はサイトにてご確認ください。
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作品情報
123分
監督:橋本光二郎
出演:佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、中島ひろ子、トミコクレア
予告
ストーリー
沖縄の高校に通う、亮多(佐野勇斗)、航太郎(森永悠希)、大輝(鈴木仁)、慎司(眞栄田郷敦)はバンドを組んでプロデビューを目指している。
オリジナル曲でプロデビューが決まった矢先、亮多が交通事故に遭い記憶喪失に。
亮多の記憶は戻るのか、バンド活動はどうなるのか?
あなた〜に〜あいたくて〜あいたくて♪
物語はオリジナルですが、沖縄のバンド「MONGOL800」のヒット曲「小さな恋のうた」をモチーフにオリジナルでつくられています。
そのため劇中では、同バンドの「あなたに」が演奏されます。モンゴル800懐かしいですぅー。
事故に遭ったのは? バンドはどうなる?
記憶を失った亮多でしたが、一時的なものですぐに現実を取り戻します。でもそこで亮多を待っていたのは厳しく悲しい現実でした。
亮多と一緒にいて事故に遭ったのは慎司。慎司は事故で命を落としていました。
慎司はひき逃げに遭ったのですが、轢いたのは米軍基地関係者の疑いがあり、複雑な立場にある沖縄での犯人探しは難航、基地と街の関係は悪化します。
生前、慎司は作曲をしていて、自分の曲を米軍基地に住む少女、リサ(トミコクレア)に金網越しに聴かせるなど、密かに恋を育んでいました。
亮多は大切な友人だった慎司を失って、バンドどころではなくなってしまう。それで大輝は別のバンドに移ってしまいます。
ドラムの航太郎は、慎司が残した曲の存在を、慎司の妹、舞(山田杏奈)から知らされます。
舞は兄の演奏を完コピしているので、亮多と航太郎は、舞を加えた3人でバンドを組み、高校の学園祭に出演しようと話します。
航太郎たちは、父の異動で沖縄を離れることが決まったリサにも、学園祭に演奏を聴きにきてほしいと誘います。
沖縄の事情と青春を上手に絡めた作品
亮多たちは、ものすごい集客力のある高校生バンドで、輝かしい未来が待っていたはずなのに、眞栄田郷敦演じる慎司を事故で失い迷走します。
そこで妹役の山田杏奈演じる舞が、兄のコードを完全にコピーしていて、参入するのですが、舞は兄をすごく尊敬していて、だから兄の死を心から悲しんでいました。
ただ舞の両親は米軍基地に勤めているので、息子の犯人探しについても消極的だし、何も変わらないと諦めている。父は舞が勉強して本土に行くことを願っているので、バンド活動には否定的です。
物語の後半、主人公の亮多より、舞の方が見せ場も多く輝いていました。
高校の学祭に出演できなかった亮多たちは、屋上で勝手に演奏をして大反響を得ますが、学校からは停学処分を受けてしまいます。
舞の父は怒り狂い、兄の慎司が大切にしていたギターを破壊してしまうのですが、舞は父に「お父さんは、お兄ちゃんのすごさを知らない。お兄ちゃんは勉強なんかより遥かにすごいことをやってのけた人なんだ」
みたいなことを涙ながらに訴えるのですが、ここはよかった。おすすめの見どころ場面です。
またアメリカ人のリサも、亮多たちの演奏を聴きに行きたいのに、両親からは基地の外は危険だからと止められるといった葛藤も描かれていました。
眞栄田郷敦は繊細なギター男子
この作品で眞栄田郷敦演じる慎司は、繊細系男子でなかなか良い感じですが、前半で出てこなくなってしまうのは残念でしたね。 個人的意見ですが、俳優では、眞栄田郷敦が一番輝いていたように感じます。
眞栄田郷敦は、2021年7月スタートのドラマ『プロミスシンデレラ』では、金持ち性悪なドS高校生を演じていますが、これがまたいい!
兄の新田真剣佑に負けず、これから一層の活躍が期待できそうで楽しみです。
▼新田真剣佑の映画はこちらにあります!
それではまた。 のじれいか でした。