キレイなトイレ調査研究所

外出先で使えるキレイで安心トイレの調査をやってるブログ。おすすめ商品や心の保ち方、映画レビューなどを書いてます。

【Kindle Unlimited】読み放題(など)2021年7月に読んだ本・18冊【98円期間】

こんにちは。 のじれいか(@noji_rei)です。 

昨年に引き続き、自宅で過ごす時間が多い夏が到来。

映画も観ていますが、読書もしなくっちゃね!


ということで、おうち時間で読んだ本のご紹介します。

 

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期間はだいたい一ヶ月くらい。単行本や文庫と、Kindle Unlimitedで読んだものです。(タイトル横に明記しました。)

 

① ふしぎ駄菓子屋銭天堂 廣嶋玲子 (Kindle)

 


すごく評価が高かったのでダウンロードしたら児童書でした。内容はタイトルどおり、ふしぎな駄菓子屋の話。すごくワクワクするお店には、変わった店主がいて、客たちは胸躍らせてお菓子を買うと不思議なことが起こる。

子供が読むのによきストーリー。アニメでもお馴染みでした。

 

② あひる 今村夏子(Kindle)

 



変わった家族の不思議な子供たちが主人公の短編集。

どれもが少し不気味で少し懐かしい。タイトルの「あひる」は、飼っているあひるが弱って、別のあひると交換したことを家族全員が察しながら気づかない振りをする。誰もが理解できる日常の気持ち悪さと残酷さがいい。

日常にありそうなダークファンタジー的楽しみ方ができる一冊。

 

③ グラスホッパー 伊坂幸太郎(Kindle)

 

妻を殺された元教師の男の復讐劇。元教師の行動と、妻の死に関係する3人の殺し屋たちがどんどん接近していくところが読み応えありです。

伊坂幸太郎の小説は、共通してウエットなようでドライ、そしてユーモアを忘れないのが特徴。主人公の男も復讐のようでいて、一人の殺し屋と心を通わせていく不思議さも魅力的な作品です。

④ スクラップ・アンド・ビルド 羽田圭介(Kindle)

 

会社を退職して再就職を目指す28歳の男と、同居する要介護の祖父の物語。

男はことあるごとに死にたいと口にする祖父を安楽死させようと、敢えて甘やかし、ときに冷たくながら、その死を願ったりもする。若い世代が抱える将来への不安、家族への依存に近い愛が描かれていて、正直号泣した作品です。

この小説は、読む人の世代によって感じ方が違うかもしれません。

⑤ 薄闇シルエット 角田光代(Kindle)

 

マイペースに生きてきた30代後半の独身女が、周囲の変化で自分も変化せざるを得なくなるのだが、さてどう変わればよいのかと、悩み葛藤するお話です。

親友と古着屋を経営し、フリーターの恋人がいる主人公は、すごく成功したわけではないけれど、それなりに充実した日々を過ごしている。

けれど年齢とともに周囲は変わることを望むようになり、主人公がプロポーズを断った恋人は別の女性と付き合いはじめ、親友は変化を求め一人で事業を起こすと言い出す。

人生は常に前進するもの。そう思う人は多いけれど、変化を求めていない人だっている。でも変化を嫌ったとしても永遠は存在せず、時間に抗うこともできない。


人生に漠然とした焦りを感じている人にはおすすめです。胸にグサグサ刺さります。

 

⑥ おもいでエマノン 梶尾真治(Kindle)

 

地球の変化と成長を何十億年も見続けてきた<エマノン>は、現在は人間の女性として魂を入れ替えながら存在している。

あらゆる時代や場所で、エマノンと知り合う人たちは、エマノンの真実を知ることで、人ひとりの人生の時間のあまりの短さに刹那になりながらも、たとえ他者から忘れ去られようとも生き続けることの意味を考える。


生きることは結局、自分が納得できる生き方を実践できるかどうかということ。


深い話です。
 

⑦ 小松左京短編集 大森望セレクション 小松左京(Kindle)

 

『日本沈没』などで知られる小松左京の短編集。SFだけでなく幅広い作品が収録されています。

小松左京の入門的な一冊でした。 

⑧ リスを実装する(Kindle Single) 円城塔(Kindle)

 

SF小説家の円城塔の超短編。円城塔の作品は難解で、しっかりついていかないとわからなくなることが多いのですが、同じような人でもこの作品は大丈夫かも。

比較的読みやすく、超短編なので入門編にはいいと思います。

⑨ 世界でもっとも深い迷宮(Kindle Single) 円城塔(Kindle)

 

⑧と同じボリュームですが、こちらはゲームブックメタな作品。未来にありえそうな描写もありそこはSF。難解なのだけれど楽しい。

 

⑩  ペンギンハイウェイ 森見登美彦(Kindle)

 

メモ好きで理屈っぽい小4男子の暮らす街で、突然ペンギンの集団が目撃される。
仲の良い歯科医のお姉さんの不思議な力が、街で起こり続ける現象と関係していると少年は気づく。

子供と夏と架空の地方の街が交錯するSFファンタジー。森見登美彦が好きな人には進めです。
 

⑪ 星の王子様 サン=テグジュペリ(Kindle)

 

再読しました。本はあったとはずなのですが、見つからなかったのでKindle Unlimitedにあったので利用。

大切なものは目に見えない。うーん、こんな話だったかなというのが正直な感想でした。大人になってしまったのでしょうか。(とっくになってる)

 

⑫ 雷の季節の終わりに 恒川光太郎(Kindle)

 

すごく不思議な世界観。地球上あるが地図には存在せず、四季以外の季節を持つ『穏』という場所が舞台。

主人公の少年は自分が余所者と知って、心の奥に孤独を抱えているが、やがて穏を追われることで、大切にしてきた過去を捨てる。

設定が緻密で飽きさせません。主人公たちの暮らす場所は神秘的なようで、実は私たちが暮らす世界と似ているのかもしれない。そんな共感と少年の身の置き場のない切なさが沁みました。

 

⑬ 世にも奇妙な物語(1)中井紀夫(新書)

 

どうしても欲しくなってネットで取り寄せました。ドラマ化された脚本のノベライズで、SF作家の中井紀夫が小説に書き直しているものみたいです。

なぜ「みたい」かといえば、お目当ては中井紀夫の書き下ろし小説だから。ラストに監修されていた『友人』が素晴らしい。
 
こういうのたくさん読みたい。

⑭ 日本SFの臨界点[恋愛編]死んだ恋人からの手紙(文庫)

 

SF短編集です。タイトルの『死んだ恋人からの手紙』が目当て。恋愛編とあるのでロマンチックで切ないSFが収録されてると期待しましたが、ちょっとイメージしたものとじゃ違いました。

タイトルになった『死んだ恋人からの手紙』は素晴らしい。

⑮ SFマガジン・セレクション〈1989

 


これも『死んだ恋人からの手紙』が読みたくて取り寄せました。

古さがよかった。古くてゲンナリするSFもあれば、古さがかわいくてときにどきっとさせられるものもありますが、こちらは後者でした。好きなタイプです。(すごく古いけど)

⑯ カラフル 森絵都(文庫)

 

悪行を重ねた魂が、成仏を餌に自殺未遂をした中学生男子として生きることに。 他人の体を借りて適当に生きるつもりでいた魂は、気軽に過ごすことでこれまでとは違う日常を得る。なりきる期間は限定されていて、魂は中学生からいずれ離れることになるらしいが。

いいお話ですが、なんとなくオチは予想できちゃいました。主人公が大人だったらもっと共感できたかも。

⑰ 夜の公園 川上弘美(文庫)

 

子供のいない夫婦。その妻が公園で知り合った若い男と不倫関係になる。

主人公だけではなく、それぞれに問題があることはわかってきます。自由でいたいと願えば結婚はしない方がいいんだろうなと考えさせられる一冊。
 

⑱ 母の記憶に ケンリュウ (単行本)

 

この著者の作品『Arc アーク』が映画化されたこともあり、すごく評価が高いので読んでみました。

ケン・リュウはSF作家ですが、短編集のなかにはSF以外の作品も収録されていました。

すごくボリュームがあって読み応えあり。

『母の記憶に』は斬新で好き。


おわりに(Kindle Unlimited セールがおすすめ)

 

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改めて並べるとすごい乱読ぶり。我ながらゲンナリです。

実際はもうちょい読んだ本はありますが、途中まで読んで放流したたり、あまりにも合わなかったりした本だったので、ここには載せてませんです。

よく一日一冊読むと読解力がつくとか言われるのでなんとなく意識してるのですが、ボリュームにもよりますが、一日一冊は簡単なようで簡単じゃないなーと実感しました。

タイトル横に(Kindle)とあるものは、Kindle Unlimitedの読み放題で読んだ本です。


ちなみにアマゾンで、Kindle Unlimitedの読み放題を期間限定98円というのをやっています。興味がある方は気軽に試せますよ。(2021年8月現在)


何が読めるの? という方は、Amazon → KindleUnlimitedで検索すると、KindleUnlimitedのサービストップページが表示されます。

あまりわかりやすくはないのですが、ジャンル別一覧で表示されますので、気になる方はチェックしてみてはいがかでしょうか。


Kindle Paper Wheiteを持っている人はもちろん、パソコンやスマートフォン、タブレットでも読めます。
 

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それではまた。のじれいか でした。