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【映画】『バクマン。』佐藤健・神木隆之介といえばコレ!【ネタバレ・感想】

映画『バクマン。』

二人の男子高校生が、漫画家の最高峰『週間 少年ジャンプ』で連載を目指す! 

というお話デス。

イチからものを作り出すことへの苦悩と努力が描かれます。

主演は佐藤健・神木隆之介

映画のストーリーと作品のよかったところについてご紹介します! 

 

 

バクマン。

 

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作品情報


2015年 119分

監督:大根仁
原作:大場つぐみ・小畑健
音楽:サカナクション

キャスト:

<最高と秋人の周辺>
真城最高(佐藤健)絵の上手い高校2年生
高木秋人(神木隆之介)小説家志望の高校2年生 

川口たろう(宮藤官九郎)真城の叔父で漫画家(故人)
甘目美保(小松奈々)ヒロイン、最高と秋人の同級生で、真城に好意を抱く

 

<ジャンプ編集部>
服部哲(山田孝之)少年ジャンプの編集者、最高と秋人の担当
佐々木編集長(リリーフランキー)少年ジャンプの編集長

 

<手塚賞を受賞したライバル>
新妻エイジ(染谷将太)高校生の天才漫画家、少年ジャンプで連載中

<手塚賞を佳作入選・最高と秋人の同期>
福田真太(桐谷健太)パチンコ屋勤務、格闘モノを描く熱い男

平丸一也(新井浩史)ほんわかキャラのラッコの漫画を描く、原稿料を常に意識

中井巧朝(皆川猿時)長年のアシを経てデビューした苦労人。背景が上手 

予告

 

www.youtube.com

 

無気力な男子高校生・漫画を目指す

 

真城最高(佐藤健)は高校生。高校生活も楽しいわけではなく、無気力な日々を送る。

真城が唯一楽しいと感じるのは、唯一、漫画を描いているとき。

そんな最高を見ていたのが、絵は下手だが文才のある高木秋人(神木隆之介)
秋人は最高の画力に目をつけ、コンビを組んで漫画家を目指さないかと誘う。

ストーリーのネームを秋人
漫画を最高が担当

漫画を描き終えた二人は、漫画界の最高峰『少年ジャンプ』に作品を持ち込むのだった。

 

「えっ、初めて?」

 

たまたま持ち込みで担当になった服部哲(山田孝之)は、二人の漫画を読み、最初に描いた漫画だと聞いて軽く驚く。

アドバイスをして描き直しをした二人の漫画に、服部は「これなら漫画界の新人賞、手塚賞の佳作を狙えるかも」と手塚賞への応募を勧める。


<手塚賞>
集英社主催の漫画賞デス。

www.shonenjump.com



でも最高は最初それを拒否。

同じ年齢で手塚賞に入選している漫画家、新妻エイジ(染谷将太)を強く意識して、入選できないのなら出したくなかったから。

入選できればすぐに連載が決まるが、準入選や佳作ではその場で連載が決まらないという事情もあった。

必死に描き直した最高と秋人は、手塚賞の「準入選」を果たすが、入選できなかったので最高の態度は今ひとつ。

最高と秋人より、遥かに多くの苦労を重ねた、佳作受賞者たちの福田真太(桐谷健太)平丸一也(新井浩史)中井巧朝(皆川猿時)らとは意気投合、よきライバルとして活躍を誓う。

 

亡き漫画家が遺した仕事場


最高と秋人は、漫画を描き始めたばかりなのに立派な仕事場がある。それは最高の叔父の仕事場を使っているから。

最高の叔父の川口たろう(宮藤官九郎)は、少年ジャンプで『パッグマン。』を連載していた漫画家だった

でも川口たろうは、担当編集者で現在の少年ジャンプの編集長、佐々木(リリー・フランキー)から連載の打ち切りを告げられ、その後、倒れて亡くなっていた。

アンケートに左右される世界

 

最高と秋人は、高校生のリアルを描いた近未来SF漫画で連載が決まる。

新妻エイジと最高たちとの現役高校生バトルを売りにした企画だったが、注目されたのは最初だけ、毎週訪れる〆切に追われ肉体的にも精神的にも追い込まれる最高と秋人、アンケートの人気も徐々に下がる。

二人は学校に通いながら漫画を描き続けるのだが、連載を続けることの大変さを思い知ることに。

だが太陽と秋人は、キャラクターの変更して再起にかける。キャラクターは高校の同級生で、最高の意中の女子、甘目美保(小松奈々)がモデル。

せっかく波に載ってきた二人だったが、激務がたたり、太陽は倒れて入院。佐々木は、高校生の彼らを追い詰めたことに責任を感じて連載の休載を決める。

 

作品も作家も時に流される・感想


漫画家の川口たろうの存在が、作品を世の中に送り出すことの儚さの象徴みたいで切ない。叔父の苦労を知っているから秋人に誘われてすぐに最高は漫画の道に進むことを躊躇していたわけです。


連載が決まらず街をぼんやり歩く最高が、古本屋の棚に並ぶ、川口たろうのコミックスを手に取る。カバーのそれのプロフィールに『漫画家にはクリスマスも大晦日も正月もねえ、描け、描け、描くんだジョー』と書かれていて、それを読んだ最高が静かな闘志に燃える。そこがなんとも切ない。泣けました。

連載が決まらないのは悲しいけれど、決まったら決まったで、立ち止まることは許されない回遊魚状態です。

淡々とした日常ではなく戦うことを選んだ彼らは、喜びが大きいぶん、避けて通れない苦しみも知ることになった。

どちらが幸せかは書くまでもないことですが。


友情努力勝利 少年ジャンプの三大原則

ラスト近くで佐藤健演じる最高は体を壊してしまますが、連載が休載になるのをなんとしても阻止したくて、同期の仲間が集結するところは、まさにジャンプの三大原則そのものの場面。ここもよかった。


この『バクマン。』の原作は漫画で、その後アニメ化もされた人気作品。

原作だと、主人公の最高は当初中学生だったり、二人のペンネーム亜城木夢叶も映画では登場しなかったり、ヒロインの甘目美保とも別れたまま終わってしまうなど、色々と違うというか中途半端なところが出てきます。


漫画の実写映画版ではよくあることだと思うのですが、映画の限られた時間枠では表現するのが難しかったのでしょう。

原作ファンの方からは、今ひとつの評価が多いのも頷ける。でも原作と映画は別物と思えれば、なかなか感動できる作品だと思います。ちなみに私は原作が後なので「ああ本当はこうだったのね」と2度楽しめました。

佐藤健と神木隆之介のコンビは『るろうに剣心』もありますが、本作はがっちり共演。高校生漫画家の二人の役は、若いうちに役者になる道を選んだ二人のキャリアと重なるところがあり、胸熱な映画でありました。

▼佐藤健の映画はこちらにもあります 

noji-rei.hatenablog.com

 

さいごに

 

こちらの『バクマン。』は、U-NEXTで配信されています。
 

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本記事の情報は2021年3月時点のものです。
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それではまた。
のじれいか でした。