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【映画】ロシア発SFラブコメ『アトラクション 制圧』【ネタバレ・感想】

映画『アトラクション 制圧』(ATTRACTION

モスクワを舞台にしたロシアの映画です。

未確認飛行物体が墜落して平和な街はパニックに、しかも怪しい形状の宇宙人が降りてきて…。


壮大なSFドラマのようでいて、異星人間ラブコメへと展開する、ちょっとユニークな発想の映画です。

 
世界観はシンプルだから、誰でも入り込めるのがポイントが高い。映像がきれいでカッコいい。笑いどころもあってスカッと楽しめます!

ここでは『アトラクション 制圧』のストーリーについて、好きだったところや残念に感じたところをネタバレありでご紹介します。
 

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アトラクション 制圧(2017)

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※本記事の情報は2021年6月時点のものです。 最新の配信状況はサイトにてご確認ください。   

作品情報

ロシア 117分 
監督:フョードル・ポンダルチュク
キャスト: アンドレイ・ゾロタレフ、オレグ・マロヴィチュコ

 

予告

www.youtube.com

 

ストーリーと見どころ

 
モスクワ北部。

女学生のユリア(イリーナ・ストラシェンバウム)は、母親を亡くし、軍で大佐を勤める父親(オレグ・メンシコフ)と二人で暮らしています。

モスクワ上空では50年に一度の隕石雨が降るので、みんなが浮き足立っているのですが、若者たちの中には、天体より自分のことの方が重要だという連中も。ユリアにとっても天体観測は、恋人・チョーマ(アレクサンドル・ペトロフ)とのデートの口実でしかありません。

隕石雨を見たい住民たちはスマホ片手に上空を見上げている、そんなとき、ロシア軍に追われたUFOが街に不時着、街は突如パニックになり、多くの犠牲者を出してしまいます。

UFOが不時着したのは軍隊が追跡・狙撃をしたためですが、自分たちがしたことに罪悪感どころか、UFOの存在に恐れて宇宙人を狙撃しそうな勢いです。UFOからは宇宙人らしき生物が降りてきて、ユリアの父の大佐と議員は宇宙人とおそるおそる接触します


UFOの不時着で親友を失ったユリアは、地球に危害を加えたUFOが許せない! と怒り心頭に発し、家から拳銃を持ち出して彼氏とその仲間たちと厳戒令が敷かれた立入禁止の地区に潜入します。

そこでユリアは宇宙人と遭遇するのですが、なんと宇宙人の恐ろしげな外見は高性能な宇宙服を着ていたためで、本当のビジュアルは人類とほぼ同じ。しかもイケメンの男・ヘイコン(リナル・ムハメトフ)なのでした。

ヘイコンはあっという間にロシア語を理解し、ユリアとコミュニケーションを撮ります。ヘイコンは地球に近づくつもりはまるでなかったが、隕石雨の影響で操作機能がおかしくなったのを軍に発見され、不時着するはめになったと説明します。

ヘイコンは早く自分の船に乗って帰りたいので、ユリアもヘイコンに協力するのですがそうして一緒の時間を過ごすうち、互いに惹かれあっていくといった流れです。


見どころは、とにかく映像がきれいでリアリティがあるところ。舞台が地球なのもいいですね。高層ビルの間を縫うように、UFOがどかどか入ってくる感じもよかった。

またユリアは軍人で厳格な父親に対する反抗心がから、普通の女子より若干グレ気味、彼氏もやんちゃくんです。

そんなユリアが地球人よりも知的レベルの高いヘイコンと出会い、宇宙の広さや神秘、短絡的な愛とは別の他者との関わりに目覚めるところが見どころですね。

SFラブコメ・好きなところ(ネタバレあり)


宇宙人と地球人の恋。宇宙人のヘイコンは地球人より遥かに理性的で知能も高く、ユリアにこれまでになかった世界を見せます。

ヘイコンが暮らす星は全員が不死身、ただ、その代わりに厳しい制約も守らなければいけない。ヘイコンは命を燃焼する人類に魅力を感じ、ユリアに惹かれていくところは、なかなかロマンチックです。

一味違う「シンデレラストーリー」ともいえるかも。無事に相手を帰還させるという意味では、ちょっとだけ『ET』的な要素も含まれています。


ヘイコンとユリアの接近で、ユリアの彼氏チョーマは、UFOで犠牲者が出たことや侵略目的ではないかという宇宙人への猜疑心に加え、嫉妬心にも狂うように。

チョーマはユリアにかなり本気なので、ユリアの心がわりを許しがたい。宇宙人との三角関係になっていくところも、それなりに楽しめます。

ヘイコンは彼らの星で永遠の命を司る「シルク」という物質を取り戻したら、自分の星に帰ることを義務付けられているので、ユリアとの別れは誰にでも想像できる。

最終的には二人は命懸けの恋を選ぶことになりますが、悲劇ではなく、いちおうのハッピーエンドといえる結末でした。

地球人がダメすぎ・残念なところ(ネタバレあり)


登場人物がダメすぎます。ユリアも最初、UFO不時着で親友を亡くし、怒りがあるのはわかりますが、父が自宅に隠し持つ拳銃を持ち出して敵う相手じゃないことくらい理解した方がいい。いらんモノを持ち出したので、関係ない犠牲者が増えたり、ロクなことになりません。

軍や民間人も同じ。いきなり襲撃したからUFOが地球に激突しただけなのに、侵略されそうだとか、言い分をまったく聞かずに大騒ぎしているだけ。

もっとも残念なのが、ユリアの彼氏チョーマとその仲間たちです。愚かすぎてまったく感情移入ができなかったのが残念でした。失いかけた恋を力づくで取り戻そうとしたところで、離れた相手の心は絶対に戻りません。


この『アトラクション 制圧』には、『アトラクション侵略』という続編があって3年後の世界が登場しますが、最初にこちらを見た方がいいです。

 

▼洋画SFラブコメはこちらにもあります! 

noji-rei.hatenablog.com

 

 

それではまた。
のじれいか でした。