キレイなトイレ調査研究所

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【2020年現在】「アッコちゃんの時代」川添明子という女性【バブルの生き残り】

 

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川添明子という女性。
一般人なのに、ネットで検索すると名前や画像がずらずら出てきます。

 
実はこの方、林 真理子の小説「アッコちゃんの時代」の主人公のモデル。バブル時代、銀座のクラブママから超お金持ちの地上げ屋を略ったことから始まり、あの風吹ジュンの夫と結婚したことで「魔性の女」とか「小悪魔」などとと呼ばれていたそうな。

 

今回は、アッコちゃんこと川添明子さんについて。
どのような生き方をしてきたのか、また現在はどうされているのか、などについて書いていきます。

 

 

 

 

アッコちゃんについて・10代で地上げ屋に見染められ


まずは気になるのがアッコちゃんのお姿。風吹ジュンを儚げな美人とすれば、アッコちゃんは濃いめの活発な美人という印象です。

バブル時代にふさわしいゴージャスな雰囲気の女性ですね。

 

地上げ屋、早坂太吉のエピソードはこちら

www.dailyshincho.jp
早坂と愛人関係にあったクラブのママが、早坂にアッコちゃんを紹介したところ、早坂がアッコちゃんに夢中になってしまった。

でも当時アッコちゃんはまだ10代だったこと、早坂のアッコちゃんへの執着が原因して、2人の関係は半年と短かった。

でも早坂が落ちぶれて亡くなりそうなとき、彼のことを気にかけていた唯一の女性でもあった。
お金だけでもない、情の深い人でもあるみたいです。
 

 

 

 

川添象郎との結婚とレストラン「キャンティ」

 

早坂と別れたアッコちゃんが、次に知り合うことになる風吹ジュンの元夫は、川添象郎(しょうろう)という音楽プロデューサーでした。「YMO」や「ユーミン」など有名ミュージシャンのプロデュースを手掛けていた人物です。
しかもこの川添さんは、飯倉の伝説イタリアンレストラン、CHIANTI(キャンティ)の創業者の息子でもあります。

 

tabelog.com

 
キャンティが創業された1960年当時、日本にはほかにイタリアンレストランが存在しなかった。キャンティは単なるレストランという存在だけでなく、流行に敏感な人たちにとっての憧れで、芸能人や文化人が通うサロン的な役割を果たしていたそうです。
 
コロナ禍で宅配始めたんですね。

 

小説ではアッコちゃんがキャンティに遊びに行くと、川添さんが言い寄ってきた。
そのときアッコちゃんは川添さんを知らなかったが、話が面白くて堂々とした振る舞いの川添さんに興味を持つように。若くて華やかなアッコちゃんに夢中になった川添さんはアッコちゃんに入れあげ、最終的には妻の風吹ジュン(小説では仮名)と離婚をしてアッコちゃんと結婚しました。

現在のコンプライアンスを重視する世の中からはちょっと考えにくいですが、野趣溢れる感じではあります。 

 
アッコちゃんにとっては初めての結婚でしたが、川添さんにとっては4度目の結婚。
子供にも恵まれますが、この川添さんも女性関係は相当激しく魔性の女と呼ばれた女優(映画監督との関係で有名)との不倫関係におちるなど色々あって、結局アッコちゃんとは離婚します。

 

その後のアッコちゃん


離婚後のアッコちゃんは実業家の男性と内縁関係になり、この方との間にも子供が生まれます。どんどんすごい話が出てくるんですが、バブルと共に消えていった人が多いなか、力強さがあって感心させられます。

それからアッコちゃんは内縁関係の男性ともお別れして、得意の話術を活かして熟女クラブで働きはじめ、すぐにナンバーワンホステスにのしあがります。

ご本人の話がどこかに掲載されていましたが、ホステスは本意ではなかったそうな。
まあそうでしょうね。けれどおそらくは男性から求められるがまま、流れるように生きてきたのだから、自分で稼ぐスキルを持たないのは自業自得に思えます。

 
それにしたって、天性のコミュ力と美貌があるので、セコセコ努力して積み上げるなんて、ばかばかしく感じるのもわかるような気もしてしまう。

アッコちゃんのことは小説を読んで興味を持ち、時折近況を調べていたのですが、現在はこちらでフラワーセラピーのサロンオーナーをされていました。


ALAIN | FLOWER ESSENCE THERAPY


ご自宅で開業されているのでしょうか、きっと優雅な雰囲気なのでしょうね。
新しい出会いがあって、再び何自由ない生活を手に入れているだろうと思ったので、お仕事をされているのは少し意外でした。

その人にあったフラワーエッセンスをつくれるのだそうです。 

もしかすると、私が使っているフラワーエッセンスに近いものかも。 

noji-rei.hatenablog.com

アッコちゃんから思い浮かぶ女性たち


アッコちゃんの生き方に既視感があると思ったら、ビートルズの妻たちのことが脳裏に浮かびます。

ビートルズのメンバーの元妻らが近年になって自伝を出版しているのですが、アッコちゃんの流れるままに生きてる感じは、彼女たちの生き方に共通しているように思えます。美女は有能な男が放っておかないのでしょうね。


ジョージ・ハリソンの妻だったパティ・ボイドは、ジョージとの離婚後はエリック・クラプトンと再婚しますが、やはり離婚しちゃいます。

パティは有名モデルだったけれど美貌は年齢と共に失われる。それでパティはかつて写真を撮られてきた経験を活かして撮る側の写真家へと転身します。

パティ・ボイドはすさまじくかわいらしくて魅力的な女性ですが、どこか自分の人生を人任せにしているような印象をその本から感じました。

価格が高騰していて驚き。絶版らしいので正規価格では手に入らなそう。

 


ジョン・レノンの妻だったシンシアも本を出しています。シンシアはかわいいけれど特別な力を持たない女性で、ジョン・レノンに振り回された挙句、オノ・ヨーコにジョンを取られてしまう。その後も何気に苦労していて、あまり幸福にはなれませんでした。
自伝の〆に、もしジョンと出会った頃に時間を戻せるのなら、今度は絶対にジョンとは関わらないだろうと書き残しています。
似たようなことを確かアッコちゃん自身も口にしていたはず。

こちらも高額になってました。

  

働かないで欲しいものを買ってもらい、流れるままに生きる人生に超絶憧れるものの、現世でそんなことを叶えることは到底無理とわかってる非モテな私。

そういう女性に対しては、憧れを通り越して嫉妬を感じてしまうのですが、もしかしてちょっと位いい思いができたところで、結局身一つになったかもと最悪の事態を想像したら、中途半端なモテ期など来なくてよかったと開き直ることもできそうです。

 

 ▼こちらもバブル時代からのブランドでした。

noji-rei.hatenablog.com

 

 

それではまた。
のじれいか でした。