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【映画】『3D彼女 リアルガール』が最高に和む【ネタバレ・感想】

映画『3D彼女 リアルガール』。
非リアで2次元に安らぎを感じているヲタ高校生男子が、学内カーストで超絶トップな女子と付き合うことになる。

 

那波マオによる漫画の、実写版の映画化です。

 

 

3D彼女 リアルガール

 

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基本情報 

公開年度

2018年

上映時間

115分

監督

英勉

キャスト

五十嵐色葉(中条あやみ
筒井光(佐野勇斗

高梨ミツヤ(清水尋也

石野ありさ恒松祐里
伊藤悠人(ゆうたろう)

瀬戸純恵(上白石萌歌

間淵慎吾(三浦貴大

予告 

www.youtube.com

ここが好き・ヲタ男子に自分を重ねてしまう

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個人的にこのお話、好みでしたー。

主人公の筒井(つっつん)は現実を恐れて二次元に居場所を求める、透明感溢れる非リア男子。同じ高校の色葉(いろは)はモデルみたいな容姿の別格女子。

高校が同じだけで他には何の接点も持たない2人が、つっつんが色葉を救ったことをきっかけに色葉からつっつんに付き合おうと言い出す。
色葉の申し出に酷く狼狽しつつも結局2人は付き合うことに。

現実世界に生きていないスクールカーストの底辺に属するつっつんが、カーストの頂点の女子と付き合うという、ありえないストーリーが夢があっていい。
またつっつんの人柄のよさに色葉が惹かれているところが丁寧に描かれているところ、つっつんの親友、伊東もアニメ繋がりだけではなく、つっつんの人柄のよさにを理解しているところがよかったところです。
 

私自身、ヲタでモテない暗黒の学生時代を過ごしたこともあって、共感できる部分が多かった気がします。
スクールカーストの底辺的扱いなど、胸が痛むシーンもありましたが、全体的には夢をもらえた気がします。

まず、キャストの個性的でそれぞれの役割がしっかりあるところも見ていて気持ちがよかった。
ヲタクを扱うドラマはたくさんありますが、ヲタク度が弱いというか、あまりヲタクに見えなかったり、取ってつけた感があることが多いのですが、こちらは配役がよく無理がないと思いました。

つっつんを演じた佐野勇斗は、2次元大好きキャラを好演していましたし、つっつんの高校の後輩でヲタク仲間の瀬戸純恵役を演じた上白石萌歌も、いい味出してました。
 

ここが嫌い・後半が失速気味

 

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高校生のときはどっぷりヲタだった、つっつんでしたが、色葉が去ってアニメヲタに関心を失うところは悲しかったです。
二次元はいつまでも変わらず見守っているけど、二次元から手を差し伸べることはできない、そんなセリフをつっつんが推しのキャラが言うのですが、結局のところ幸福は現実にしかないと言われてしまったようでがっかりでした。

好きなものをそう簡単に手放さないでほしかったです。
それに、社会人になったつっつんは、全然楽しくなさそうで、たとえ色葉が去っても、色葉と過ごした経験を前向きに人生に反映させてほしかった。

ネタバレ・感想


地味で存在感のないヲタ男子と、キラキラ女子の恋物語
お決まりな流れではあるのですが、ヒロインの色葉は秘密を抱えている。
「付き合って、半年の間、よろしくね」となるのですが、その辺りのことは後半にわかってきます。
理由は……だいたい予想どおりでした。

前半が笑えるところもあって面白いのに、後半が失速するのが残念でした。
ギリギリまで引っ張った方が盛り上がるのはわかるのですが展開が急すぎ。なんでずっと会わないでいたのに突然再会して、同じ場所でまた?? 披露宴シーンって必要?? などちょっと疑問に感じるところはありましたが、中条あやみがかわいいので許す、ってなってしまいます。
本当、この世の中、美が正義ですよ。


「現実に疲れたわ」「落ちてるわ」ってときににおススメしたい映画でしょうか。
結構、和みますよ。


それではまた。
のじれいか でした。