こんにちは。
表参道にある商業施設、GYREに行ってきました。
GYREについて
2020年1月初旬、GYREの4階レストランフロアがリニューアルオープン。
ネットでも話題ということで、今回は4階フロアのトイレを見てきました。
表参道のGYREといえば、2007年に竹中工務店がオランダの建築事務所MVRDV(ロッテルダム・オランダ)と共同設計、およびプロデュースをした商業施設です。
当時、“渦”が生む力をコンセプトに、「コンシャス・ラグジュアリー」を意識してつくられました。
現在でも、シャネルやメゾン マルジェラ、コムデギャルソン といった高級ブティックから、ニューヨーク近代美術館の公式ショップMOMAデザインストアといった感性の高いショップまでが出店している表参道でも尖った施設といった感じでしょうか。
今回の4階リニューアルの設計を担当した田根剛という建築家は、サッカー選手を夢見たものの怪我で断念し、その後北海道大学の建築科に進んだという異色のキャリアの持ち主。
設計の道に入ってからはメキメキと頭角を現し、国際コンペで数々の賞を受賞してきた方だそうです。国立競技場基本構想国際デザイン競技でも、ファイナリストに選出されて注目を浴びた建築家です。
GYRE 4階のトイレへと
エスカレーターで4階までやってきました。下のmapでいえば白いところですね。
私が立っていたのはmap内で、ちょうど▲の辺りです。
ええとここで一瞬困惑してしまいました。トイレを見に来たのですが、一見してどこから入ってよいのか見当がつかなかったからです。
mapにはトイレ表示があるのですが、左手にはキャッシュオンらしきバーがあり、トイレの入り口はバーの入り口より奥にあるのです。
商業施設で特定の店舗に入店しないとトイレが使えないはずは……と思っていたところ、更にその奥にショップ(オーガニックショップ)が入っていることが判明。
誰でも使えるんだーと当たり前のことに少しほっとしてしまいました。
トイレ内部は落ち着いた空間でした。
グリーン系と白をベースにした最近のトレンドな色合い。
濃淡のあるグリーンの菱形のタイルは空間に立体感と奥行き感を出しています。
トイレの空間自体は広くありませんが、ブースは4つ入っています。
衛生陶器はTOTOネオレストDH、新しいタイプのものでした。
ちなみに便座シートクリーナーはついていません。消音機能もありませんでした。
4階フロアの少し離れた場所に、多機能トイレも設置されていました。
最近では多機能トイレは自動ドアが使われることが多いと思いますが、こちらの多機能トイレではスライドドアを採用していました。
なおGYREでは、1階、3階にも多機能トイレが設置されています。
GYRE 4階フロアをざっと
フロアはざっとこのような感じです。
辺りを見て回るついでに、コンセプトショップ(オーガニック系の食品を主に扱っている)で販売していたテイクアウトの酵素ジュース(税抜400円)を飲んでみました。
フルーツとハーブが混ざったような味わいでおいしい。くせになりそうです。
ドリンクを買って飲むときはベンチを利用します。
(ベンチはおそらく何も買わなくても大丈夫だと思われます……フリーダムな空間だったので)
※ちなみに館内ではWi-Fiが使えます。
カウンターバーはカウンターに座ってカクテルを楽しめます。
レストランはチャージは500円。メニューは少し微妙かなという感じ。
(すみません写真撮るのを忘れてしまいました)有名シェフのプロデュースレストランということですが、あまり魅力的だとは思えませんでした。
こういったコンセプトありきのレストランは、メニューが楽しくないことが多くて。
実際、お店が変わりやすい気がします。
リニューアル前は確か、定食屋さんとかイタリアン(BIANCAという名前と記憶)が入店していたかと。空間としては無論こちらの方が開放感はあるのですが。、飲食店としてだけで考えればそちらの方が使い勝手がよかった気がします。
お店はどこも空いていました。日曜の夜だからでしょうか。
まだオープンしたばかりで告知が行き渡っていないためかもしれません。
いずれにしても今のところは穴場だと思いました。
でもGYREがすごく混雑しているというイメージもないので、緩い原宿で一息つく場所としては覚えておくとよいかもしれません。
これぞ都会のオアシスといった感じしょうか。
まとめ
冬は昼が短いなあー気づけばもう日が暮れていました。
オアシスでぼんやりと都会の夜景を眺めるのもよいものです。
六本木方向の窓から。写真手前には屋上緑化の植栽が植えられていましたが、夜なのでよくわかりませんでした。
冬の夜景は空気が澄んで一層キレイに見えますよね。
今回も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
それでは、また。
のじれいか(@noji_rei) でした。